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[Redash]マーケターのためのRedash入門5 ー GoogleアナリティクスデータでSQLを発行する

Posted by デジマール技術部 on 2018/08/26
デジマール技術部

この記事は主にマーケターの方を対象に、Redashの基本的な使い方についてご説明いたします。Redashの導入を検討されている方にインストールから設定、SQLクエリの使い方まで幅広く扱っていきます。

前回の記事はこちら
[Redash]マーケターのためのRedash入門4 ー Googleアナリティクスからデータを取得する

前回はRedashのダッシュボードからGoogleアナリティクスのデータを取得して保存する基本的な操作を行いました。Query Explorerというツールからクエリパラメータを作成する手順についても触れました。

今回は、Redashで取得したGoogleアナリティクスのデータを使って簡単なSQLを実行する手順について書きたいと思います。

Redashの環境がお手元にないようでしたら、

クラウド版Redashの設定方法
[Redash]マーケターのためのRedash入門1 ー 手軽にRedashを使ってみる

または、Redashサーバーを構築する
[Redash]マーケターのためのRedash入門2 ー Redash環境を構築する

をご参照ください。

では、Redashのダッシュボードにアクセスしてみましょう。
以下のような画面が表示されると思います。

0825_11

画面左上にあるQueryesを選択すると今まで実行したクエリが一覧で表示されています。クエリを保存していないとこの一覧には表示されませんので注意してください。

0825_12

この一覧から、前回の記事で作成したGoogleアナリティクスのクエリを選択すると以下のような画面が表示されると思います。

0825_13_5

画面右上のEdit Sourceボタンを押して、クエリのパラメータを確認したり変更したりすることもできます。

ここで、ブラウザのURLを確認します。RedashのQuery Resultからデータを参照する場合に「queries/4」のようにqueries/の後に続く数字が必要になります。
では、クエリの結果が正しく表示されていることを確認したら、画面右上のデータソースボタンを押しましょう。

0825_14

データソース画面が表示されたら、New Data Sourceボタンを押します。

0825_15

以下の画面が表示されますので、Query Results(Beta)を選択して名前をつけます。

0825_16

0825_17

Saveボタンを押した後にTest Connectionボタンを押してSuccessと出れば正しく設定がされています。

次に、画面上部のCreateメニューからQueryを選択します。画面左上から今作成したデータソースを選択します。

0825_18

では、実際にGoogleアナリティクスのデータをSQLで確認してみましょう。
クエリ入力欄に次のSQLコマンドを入力します。最後の数字が4になっていますが、ここは先ほど確認した数字に置き換えてください。

SELECT * FROM QUERY_4;

SQLでデータを参照する場合は、「SELECT文」というものを使います。
次の * は、全てのカラムを取得するという意味になります。
FROMの後に、データのテーブル名を指定します。
SQLの最後にはセミコロン";"が必要です。
なお、英大文字を指定していますが、小文字でも同じように動作します。

このSQLを実行すると、以下のような画面が表示されると思います。

0825_19

今度は、全てのカラムではなく、チャネルグループとユーザー、セッションのみを取り出してみましょう。その場合のSQLは以下の通りです。

SELECT ga_channelGrouping, ga_users, ga_sessions FROM QUERY_4;

実行すると以下の結果が得られます。

0825_20

では今度は、検索の条件を追加してみましょう。

SELECT ga_channelGrouping, ga_users, ga_sessions FROM QUERY_4 WHERE ga_channelGrouping = "Direct";

0825_21

条件を絞りたいときは、WHERE句を付加します。

なお、

SELECT
ga_channelGrouping,
ga_users,
ga_sessions
FROM QUERY_4
WHERE
ga_channelGrouping = "Direct";

のように複数行に分けて書いても同じように動作します。複雑なクエリを発行するときは、行を分けて書いたほうが見やすくなります。

では、次はユーザーが100人以上の行を抽出してみましょう。

SELECT ga_channelGrouping, ga_users, ga_sessions FROM QUERY_4 WHERE ga_users > 100;

0825_22

このクエリは正しく条件を抽出できず、100人以下の行も表示されてしまっています。これは、ga_usersが内部で数字として認識されていないため正しく比較できていないことが原因です。そこでgo_usersをCASTという型変換の関数を使って整数型を意味するInterge型に変換してから実行してみましょう。

SELECT ga_channelGrouping, ga_users, ga_sessions FROM QUERY_4 WHERE CAST(ga_users AS Integer) > 100;

0825_23

ユーザーが100人以上のデータだけを抽出することができました。こちらのクエリも繰り返し使えるように保存しておきましょう。

今回は、Googleアナリティクスをデータソースに指定して、SQLを使った基本的なクエリを行いました。次回以降でより複雑なSQLクエリについて書いていきたいと思います。

前回の記事: [Redash]マーケターのためのRedash入門4 ー Googleアナリティクスからデータを取得する


次回の記事: 
 [Redash]マーケターのためのRedash入門6 ー 取得したデータをビジュアライズ化する

 

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Topics: Googleアナリティクス, Redash, マーケター, 技術情報