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[Redash]マーケターのためのRedash入門3 ー Googleアナリティクスと接続する

Posted by デジマール技術部 on 2018/08/24
デジマール技術部

この記事は主にマーケターの方を対象に、Redashの基本的な使い方についてご説明いたします。Redashの導入を検討されている方にインストールから設定、SQLクエリの使い方まで幅広く扱っていきます。

前回の記事はこちら
[Redash]マーケターのためのRedash入門2 ー Redash環境を構築する

前回はRedashをサーバーにインストールして基本的な環境を構築する方法についてご説明いたしました。今回は、その環境を使用して、Googleアナリティクスからデータを取得する手順について書いていきたいと思います。

Redashの素晴らしいところは、データベースだけではなく、さまざまなデータソースと接続して一元的に管理、参照できることです。
以下の画面は、現時点でRedashがサポートしているデータソースの一覧です。また、下図の中に「Query Result」という項目がございますが、こちらは任意のデータソースから得られたクエリの結果をさらに新しいデータソースとして指定できるもので非常に便利な機能です。

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今回はRedashをGoogleアナリティクスと接続して、実際にアナリティクスのデータを参照するところまでをご説明したいと思います。

Redashのダッシュボードが使える環境が必要なので、もしまだRedash環境がお手元にないようでしたら過去のブログ記事を参照願います。

まず、Googleアナリティクスと接続するためには、Google Cloud PlatformからRedashに接続するための設定を作成する必要があります。Googleアカウントでログインしてコンソールを開くと、以下の画面が表示されます。

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この画面上で画面左上部のメニューから「APIとサービス」ー「認証情報」を選択します。

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認証情報の画面が表示されたら、「認証情報を作成」ボタンを押して、サービスアカウントキーを作成します。

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サービスアカウントキー作成画面が表示されますので、以下のように設定します。この時に割り当てられるサービスアカウントIDは後ほどGoogleアナリティクス側で閲覧権限を設定するアカウントになりますので保管しておいてください。また、キーのタイプはJSONを選択してください。

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入力が完了して「作成ボタン」を押すと「秘密鍵がパソコンに保存されました」と表示されて、JSONファイルがダウンロードされます。

次に、画面左上のメニューから、「APIとサービス」ー「ライブラリ」を選択して「Analytics API」を検索して「有効」ボタンを押してください。

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ここまででGoogle Cloud Consoleでの作業は完了です。

次に、Googleアナリティクス側で先ほど作成したクライアントIDを閲覧者として権限を付与します。

ここまで完了したら、あとはRedashの設定となります。
ダッシュボードから右上のメニューを選択してデータソースを追加します。

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上記の画面が表示されますので「+New Data Source」ボタンを押して、Google Analyticsを選択します。

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データソースに適当な名前をつけて、先ほどGoogleのサービスアカウント作成時にダウンロードされたjsonファイルを指定します。設定を保存後「Test Connection」ボタンを押してsuccessを表示されれば完了です。もしsuccessと表示されなかったら、Google Could Consoleの認証設定あるいはGoogle AnalyticsのAPI許可設定に問題がある可能性が高いので見直してみてください。

では、実際にRedashとGoogleアナリティクスが接続されているか確認してみましょう。

Google Analyticsのクエリは通常のSQLなどとは異なり、URLのGETパラメータを指定する必要があります。このパラメータを自分で作成するのはハードルが高いため、Query Explorerというツールを使うことにします。

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Account、Property、View、idsは自社の環境に合わせて入力または選択してください。
その下の設定項目を色々な組み合わせで指定することによって、さまざまなアナリティクスのデータを取得することができます。今回は、過去30日間のユーザー数と平均滞在時間をmetricsに指定して、dimentionsに都市と性別を指定してみました。ここで「Run Query」ボタンを押すと画面下部にクエリ結果が表示されます。

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上記画面で赤線を引いているところがRedashのクエリに使用する文字列になります。この文字列をコピーして、Redashからアクセスしてみましょう。

Redashのダッシュボードから「Create」ー「Query」を選択します。

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すると以下の画面が表示されます。

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画面左側で先ほどGoogleアナリティクス用に作成したデータソースを指定します。ここの指定が間違っているとクエリ結果がエラーになりますので注意してください。
次に画面上の1と書かれたところに、Googleアナリティクスのクエリパラメータを貼り付けて、Executeボタンを押すと、結果が表示されると思います。

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正常に表示されることを確認したら、画面左上にクエリの名前をつけて、Saveしてください。Saveすると後から何回でも実行することができます。

記事の先頭でも触れましたが、RedashではGoogleアナリティクスのクエリ結果そのものをQuery Resultとして新しいデータソースに指定することができます。そのため、さまざまなデータソースから検索した結果をさらに組み合わせて複雑なクエリを発行することが可能になります。複雑なクエリについてはまた次回以降の記事で書いていきます。


前回の記事:  [Redash]マーケターのためのRedash入門2 ー Redash環境を構築する
次回の記事: 
 [Redash]マーケターのためのRedash入門4 ー Googleアナリティクスからデータを取得する

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Topics: Redash, マーケター, 技術情報, Googleアナリティクス